2023-01-01から1年間の記事一覧
安土城考古博物館は、残念ながら滋賀県でも行きにくい方の博物館でしょう。 公共交通機関がほぼなく、基本的に安土駅から徒歩しかない上にそこそこ離れているからです。 レンタサイクルを借りる手もありますが、ゆっくりと見学するのなら貸し出し時間が長く…
安土城考古博物館にて、どうやらリニューアルをする計画が進められている様です。 実際は去年の頭には話がまとめられていたのですが、最近になりようやく知ったのでこんな時期に書くことになりました。 ただ、これほど遅くなっても書きたくなる様な内容だっ…
日吉大社は滋賀、あるいは近江を代表する古社の1つに数えられます。 その歴史は実に古く、古すぎるがゆえにはっきりとした始まりが分からない程です。 また、始まりがはっきりしないだけでなく、長い時の中で波乱万丈、紆余曲折、栄枯盛衰、本当に様々な出来…
野洲市歴史民俗博物館、通称「銅鐸博物館」はその名の通り銅鐸を中心とした展示をしている一風変わった博物館です。 また、地域に関する企画展などを季節ごとに変えて行っていたりします。 さらに、「弥生の森体験学習」として勾玉づくりなどが体験できるそ…
以前、次世代メモリーカードについてまとめてみたのですが、あれこれ書き足りないことに気づき続編を書いてみることにしました。 つまり、より具体的なCFexpressが直面している課題についてです。 確かにCFexpressは、それなりに上手く普及し始めてはいます…
最近、風流踊りが無形文化遺産に登録されたのですが、そもそも無形文化遺産とは一体何なのかが気になってしまいました。 何となく世界文化遺産の無形版の様に思っていたのですが、どうも違うようなのです。 まず、無形文化遺産とは自分達にとって重要であり…
写真と絵画、この2つはかなり違うものとして認識されていたりします。 写真は今見えている光景の忠実な写し、絵画は個人的な表現といった具合です。 もちろん、写真や絵画には色々な表現があり考え方も色々でしょう。 ただ、それでも写真と絵画の共通点が意…
眼光鋭くじっと睨む石像の鬼、これは石山寺にて今も称えられる朗燈律師が死後に変じたとされる鬼の姿を刻んだものです。 この方は生前に聖教や経典の収集や整備に尽力した上、死後もそれらを守るために鬼へと変じたとされます。 鬼というとよく退治される悪…
冬の比叡山はまず観光地では無いな、そう思ったことを今も覚えています。 観光客が少ないというだけでなく、やはり凄く寒くて凄く凍っているのです。 これでも温暖化で暖かくなったとか噂を聞くので、かつてはいか程だったのだろうかと思います。 それでも冷…
気がつけばもう新年で、去年の年明けに戻ってしまったかの様な感じがするくらい瞬く間に一年が過ぎてしまいました。 去年の心残りと言えば、滋賀を巡りに巡ったのですがまだ何かつかみ切れていないことです。 えたいの知れぬ魅力と白州正子が言った通り、や…