滋賀の謎
坂本ケーブルの延暦寺駅付近からの眺め 琵琶湖は何処から見たら琵琶の形に見えるのか? この疑問に対し、手掛かりも無いので原点に立ち返ってみることにしました。 つまり、文献上最も古く琵琶に例えたとされる比叡山の僧、光定は何故その様に思えたのかです…
今でこそ滋賀県はのどかで落ち着いていますが、その歴史を見るとかなり血生臭く感じます。 壬申の乱、治承・寿永の乱、姉川の合戦など、日本の行く末をも左右する大戦の舞台となることが実に多いように思えるのです。 その理由の1つとして、まず挙げられるの…
琵琶湖という名前の由来について、最も有名なのが琵琶の形に似ているという説でしょう。 しかし、これはよくよく考えるとすごく不思議に思えます。 なぜなら、琵琶湖は大きすぎてまず全体像がよく分からないからです。 おそらくですが、滋賀のどの山に登って…
武甕槌命の御霊を背に乗せた白鹿に伴い、鹿島神宮から鹿達が春日大社にやってきた。 そんな神話が、春日大社の創建神話として今に伝わっています。 神話なので鹿達がどの様に来たのかは分かりかねますが、例えば空をぴゅーっと飛んできたなんて想像されるか…
JR東海道本線は、東海道を走るから東海道本線。 そんな当たり前が大きく崩れてしまうのが、滋賀県を通る東海道本線です。 実際、滋賀県で東海道本線が東海道沿いを走るのは山科から草津までで、琵琶湖のしっぽの先端をなでるだけになっています。 そのため、…
琵琶湖は、昔から海のような扱いをされます。 また、今でも滋賀県民の間では琵琶湖のことを「うみ」と呼んだりするのです。 しかし、なぜ海の様に扱われるのでしょうか? 理由の1つに、まず挙げられるのは琵琶湖が極めて大きいことかもしれません。 ただ、そ…