湖国探遊記

滋賀の歴史や文化をあれこれしてます

歴史の小話

最澄の学者肌に空海のカリスマ性という対照的な二人の違いとその影響

最澄と空海、どちらが有名かと言うとおそらく空海の方でしょう。 空海あるいは弘法大師ゆかりの何某、その様な数多くの伝説が全国各地に残されていることからも認知度の高さが表れています。 一方で最澄の伝説はと言うと、空海ほどには出会いません。 それに…

お酒は文化や科学や自然環境と様々な側面で語れて面白い

お酒は実に面白い創作物です。 その歴史は古く、世界的には数千年も前から作られ飲まれてきました。 日本でも、古事記に書かれた「八塩折之酒」などが古い記録として有名です。 それほどまでに長い歴史があるお酒なので、造られる国ごとに個性的な酒の歴史や…

日本の文化財建造物は使い回されるし移動もするので歴史を知ると面白い

日本の歴史的な建造物は、よく使い回されてきました。 あの寺は元々あそこにあったものだとか、あの門は元々は何とか城のものだったとか、実に様々な建造物が使い回され移動しています。 これは日本文化の大きな特徴で、極めて古くからそうしたことが行われ…

祭りの在り方を変えたりした明治に変わった暦による影響

明治の近代化や文明開化は、日本文化に様々な影響を与えました。 この影響を挙げ始めれば最早きりがない程で、どこがどう変わったかを解明する以前に、そもそも変化を認識できないことすらあります。 変わってしまった文化が、今や馴染み過ぎているのです。 …

様々な価値基準がある仏像の博物館で感じる評価の偏りとその克服

仏像の価値基準は、こういうものだというのがありそうでない悩ましいものです。 つまり様々な評価が出来るのですが、特に博物館ではそれなりに偏っているように思えます。 例えば博物館に展示していれば、その説明文に書かれていることはどうして作られたか…

滋賀を巡っていても廃仏毀釈の影響を今もよく見かけることについて

明治より始まる日本の近代化は、文明開化など日本が豊かになっていく良い印象を持たれることが多いかもしれません。 しかし、それまであった日本文化にとっては試練の時代でもありました。 むしろ、今現在見聞きする日本文化はこの頃に定式化されたものが少…

考古学ほどままならないことが多い学問はないのではと思う今日この頃

私は考古学の専門家では全くないのですが、はたから見ているとえらく難儀なことをしているなと考古学ほど思うものはありません。 特に分からないことが結局分からないままになりがちなのが、大変そうに思えます。 石器一つとっても本当に加工されたものなの…

歴史的な事件も名前で印象が変わることを本能寺の変にて思う

「本能寺の変」と言えば、明智光秀が主君の織田信長に反旗を翻して本能寺を襲撃した事件として有名です。 しかし、これは考えてみればかなり極端な見方をしています。 あるいは、ほんの一部分だけを取り上げすぎているとも言えるかもしれません。 なぜなら、…

烏帽子を人前で外すことは賭けに負けても最後まで死守する程に恥ずかしかったらしい

最近、鎌倉殿の13人にて平知康が鞠を受け取りそこなって井戸に落ちてしまい、助けようとした源頼家も巻き込まれてしまう、ややコントの様な一場面がありました。 この場面だけでも面白いのですが、凄く細かいと思うのが救われた後に平知康が必死で頭を隠して…