2022-12-20 満月寺の浮御堂 光画と手控え お寺よりもそれを構成する建物の方が有名で、お寺ではなくその建物の名前の方が通りが良い事がままあります。 ここ満月寺の浮御堂もそうで、近江八景「堅田の落雁」だと浮御堂が主役になる所為でしょう。 そんな湖に浮かぶ姿も良いのですが、浮御堂から眺める琵琶湖の景色もまた美しいです。 ただ、当然ですが近江八景の頃とは景色も大きく違うのかもしれません。 それでも、変わらず眺め続けてきた仏様方に感じるありがたさから、やはり大切にしたい風景だと思えます。 (撮影日時2018年1月12日)
2022-12-19 近江八幡市の八幡堀 光画と手控え 時代劇で様々な場所を演じてきた八幡堀は、最早ベテランロケ地と言えるでしょう。 実際、良い具合の瞬間を狙えば江戸時代かの様な光景を今も捉えることが出来ます。 ただ、水路で様々な物資をやり取りしていた近江商人たちの活気は流石に再現できませんでした。 そこだけは残念ですが、今は今で観光地らしく面白いお店も多くあるので中々に侮りがたい魅力にあふれた町です。 (撮影日時2021年5月31日)
2022-12-18 金剛輪寺の千体地蔵 光画と手控え 本堂までちょっとした山道を行く金剛輪寺の参道には、本当に沢山のお地蔵様が祀られています。 一体一体それぞれによだれ掛けと風車が供えられ、やはり地域の方々に大切されているでしょう。 初夏に行くと、木漏れ日の薄暗い中で時折風車が回る落ち着いた雰囲気の参道となっています。 秋には紅葉の名所として鮮やかに賑わいますが、青葉が映えるこの季節も良いなと思う次第です。 (撮影日時 2021年5月23日) 金剛輪寺関連の記事 金剛輪寺の別名や愛荘町の地名に残る依知秦氏の名残りについて - 湖国探遊記
2022-12-17 唐橋の夕景 光画と手控え 石山寺に行く際には、必ずと言っていい程よく通る橋。 古くからも交通の要衝で、それだけに大きな戦の舞台にも何度もなりました。 一方で近江八景の1つ「瀬田の夕照」に挙げられる通り、近江を代表する名所としても有名です。 今は、やはり帰り道にもよく見る夕焼けの方が身近に感じられます。 (撮影日時 2020年8月9日)
2022-12-16 石山寺の硅灰石 光画と手控え 急な階段をえっちらほっちら上がると、大きなとても大きな岩がひしめき合い生える開けた場所に出ます。 なるほど、これは石山だなと思える光景です。 周りを歩くと他にも岩が露出している所があるので、ここら一帯が岩の塊なのかもしれません。 なぜ古から石山が信仰の地となったのかは、やはりこの巨石群を見れば一目瞭然です。 (撮影日時 2020年1月30日) 石山寺関連の記事 石山寺の源流は縄文時代までさかのぼる?古から続く聖地としての歴史 - 湖国探遊記