湖国探遊記

滋賀の歴史や文化をあれこれしてます

歴史的な場所は現場に行くことも肝心と思う理由

ネットを通じて様々なことを知れる現代では、直接その場所へと行く意味をあまり感じないことが増えているかもしれません。

遠くの名産品もお取り寄せできますし、ストリートビューなどを使えば様々な街並みも見ることが出来ます。

 

しかしながら、歴史的な場所にはやはり直接行かないと分からないと思うことが沢山あるのです。

特に、昔の人の考え方や物の見方はその土地に立ってみないと捉え切れない様に思えます。

説明し辛いのですが、ネットなどでは地図で上から見る様に俯瞰して物事を捉えているのに対し、その場に立ち水平に物事を見ているという視点の違いがあるのです。

そして、この水平の視点が昔の人のものの見方に近いのかもしれません。

 

例えば城は防衛拠点としてだけでなく、城主の権威を示す機能も持っていたと考えられます。

そんな権威の力がどれ程のものかは、実際に城のあった場所に行くが一番手っ取り早いです。

例えば小谷城安土城などに行くと、これはかなり威圧感があっただろうと思わされました。

これらは山の上にありますが周りはそこそこ開けており城を遠くから見通せる為、やけに高い所にあるように感じられ凄い存在感であったろうと想像されるのです。

 

この様に、水平な視点で様々な物事を捉えていたのかもと思えることはちょくちょく見かけます。

そもそも測量技術が向上し正確な地図が作られるようになったのはそれ程昔のことではないので、土地の状況を把握する感覚は今とは大きく違ったのかもしれません。

 

なので、当然俯瞰してみる歴史も大事ですが、体感して得られる知見も肝心かと思います。